エアコンの廃棄方法7選!費用を抑える賢い捨て方とは

エアコンは家電リサイクル法に基づき、正規の方法で処分が必要。
最も安く済ませるには「持ち込み」、最も簡単なのは「買い替え時引取」。

この記事で分かること
  • おすすめする人:引越し・買い替え予定・古い家電をまとめて整理したい人
  • メリット:安全・合法的に処分でき、リサイクル資源として再利用可能
  • 注意点:無許可業者や「無料回収」を謳う広告には要警戒

「10年以上使ったエアコン、最近効きが悪くて電気代も気になるな…そろそろ買い替えたいけど、この古いエアコンはどうやって捨てたらいいんだろう?」

長年活躍してくれたエアコンの処分方法について、このようにお悩みではありませんか?いざ捨てようと調べ始めると、「家電リサイクル法」「リサイクル券」「不用品回収業者」など、聞き慣れない言葉が多くて混乱してしまいますよね。

特に「無料で回収します」というチラシを見ると、お得に感じてつい頼みたくなりますが、同時に「本当に大丈夫だろうか?」という不安もよぎるはずです。

ご安心ください。この記事を読めば、エアコン処分の全ての疑問が解決します。家電リサイクル法の基本から、あなたの状況に合わせた最もお得で安心な処分方法、そして悪徳業者に騙されないための注意点まで、専門的かつ分かりやすく解説します。

エアコンは「家電リサイクル法」の対象製品で、粗大ごみとしては捨てられません。
正しい廃棄方法は7つあり、費用・手間・安全性で差があります。
費用を抑えたいなら「指定引取場所への持込」か「買取査定」、
手間を省きたいなら「家電量販店」か「不用品回収業者」。
違法な「無料回収業者」には要注意です。

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あなたに最適な処分方法は?お悩み・状況別 診断フローチャート

まずは、簡単な質問に答えるだけであなたに最適な方法がわかる「お悩み・状況別 診断フローチャート」を試してみてください。

エアコンの処分方法 診断アプリ フローチャート版

あなたの「買い替えの有無」「急ぎかどうか」「運搬できるかどうか」から、提示いただいた6ステップのロジックで最適な処分方法を提案します。

1. 新しいエアコンに買い替える予定はありますか?

2. 新しいエアコンの設置と同時に、手間なく処分を済ませたいですか?

3. 処分したいエアコンは、製造から5年以内で正常に動きますか?

4. 引越しなどで処分を急いでいますか?または、エアコン以外にも処分したい不用品がありますか?

5. 自分でエアコンを運搬する手段(車など)がありますか?

診断結果

※ 自治体のルールや家電リサイクル法により、回収方法や料金が変わります。最終的にはお住まいの自治体・購入店にご確認ください。

なぜエアコンは粗大ゴミで捨てられない?家電リサイクル法とは

そもそも、なぜエアコンは一般的な粗大ゴミとして捨てることができないのでしょうか。
その理由は「家電リサイクル法」という法律にあります。

エアコンは、再利用できる金属・樹脂を含むため「家電リサイクル法」で管理されています。
不法投棄は廃棄物処理法違反にあたり、依頼主にも罰則が課せられます。
また、冷媒フロンガスは地球温暖化係数がCO₂の約2000倍。
回収・処理には専門資格を持つ業者のみが対応可能です。
したがって、自己処理や「無料回収業者」への依頼は非常に危険です。

家電リサイクル法の対象となる「家電4品目」

家電リサイクル法(正式名称:特定家庭用機器再商品化法)は、廃棄物の削減と資源の有効活用を目的として2001年に施行されました。この法律では、有用な資源が多く含まれている特定の家電製品について、消費者がリサイクル料金を負担し、小売業者(販売店)が回収し、製造業者がリサイクルする仕組みが定められています。

対象となるのは以下の「家電4品目」です。

  • エアコン
  • テレビ(ブラウン管、液晶、プラズマ)
  • 冷蔵庫・冷凍庫
  • 洗濯機・衣類乾燥機

これらの製品は、法律に基づいた適切な方法でリサイクルする必要があるため、自治体の粗大ゴミ収集に出すことはできません。

処分時にかかる費用の内訳

エアコンを法律に則って正しく処分する際には、主に以下の2つの費用が必要になります。

費用項目内容
リサイクル料金エアコンを再資源化するために必要な費用。メーカーや機種によって料金が定められています(例:990円~)。
収集運搬料金排出場所(自宅など)から指定引取場所までエアコンを運ぶための費用。依頼する販売店や業者によって異なります。

この他に、壁からエアコンを取り外すための「取り外し工事費」が別途必要になるケースがほとんどです。これらの費用を理解しておくことが、適切な処分方法を選ぶ第一歩となります。

もう一つの重要法律「フロン排出抑制法」

エアコンの処分において、もう一つ忘れてはならないのが「フロン排出抑制法」です。エアコンの冷媒として使われているフロンガスは、二酸化炭素の数千倍もの温室効果を持つとされ、大気中に放出されると地球温暖化を深刻化させます。

この法律により、エアコンを廃棄する際は、専門知識を持つ業者が適切にフロンガスを回収することが義務付けられています。知識のない人が無理に取り外そうとすると、フロンガスを漏洩させてしまうだけでなく、怪我や機器の破損につながる危険性も。安全と環境保護のため、取り外しは必ずプロに依頼しましょう。

自治体や販売店が提示する正規ルートを利用しましょう。
家電リサイクル券(郵便局で購入可能)を使えば、メーカー・処理経路が明確になります。
「無料回収」と記載されたチラシや軽トラック業者には注意を。
実際には高額請求や不法投棄される事例が多発しています。

この章のポイント
  • 「家電リサイクル法」により再資源化が義務化されている。
  • フロンガス排出防止を定めた「フロン排出抑制法」も関係。
  • 不法投棄すると依頼主にも罰則が及ぶリスクがある。

【全網羅】エアコンの廃棄方法7選を徹底解説

それでは、具体的なエアコンの廃棄方法を7つ、それぞれのメリット・デメリットと合わせて詳しく見ていきましょう。

廃棄には7通りあり、目的別に選ぶのが最適です。
費用を抑えるなら「自己持込」か「買取査定」、
安全・確実を求めるなら「家電量販店での引取」または「自治体経由」。
一方で、不用品回収業者を利用する際は、「一般廃棄物収集運搬業許可」があるかを確認。
無許可業者は法的トラブルの温床です。

方法1:家電量販店で引き取ってもらう(買い替え時におすすめ)

新しいエアコンへの買い替えを検討している場合に、最も一般的で手間のかからない方法です。ヤマダ電機やケーズデンキといった大手家電量販店では、新品の購入・設置と同時に古いエアコンの取り外し・引き取りを一括で依頼できます。

メリットは、手続きが一度で済み、非常にスムーズな点です。デメリットとしては、処分だけを依頼する場合は料金が割高になったり、対応してもらえなかったりする可能性があります。

方法2:不用品回収業者に依頼する(手間をかけたくない・急いでいる方向け)

引越し日が迫っている、エアコン以外にも処分したい家具や家電がある、といった場合に便利なのが不用品回収業者です。電話一本で最短即日に対応してくれる業者も多く、取り外しから運搬まで全て任せられるのが最大のメリットです。

ただし、業者の中には高額請求や不法投棄を行う悪質な業者も紛れているため、慎重な業者選びが不可欠です。単品での依頼は割高になる傾向があるため、他の不用品と合わせて「パック料金」を利用するとお得になる場合があります。

方法3:自治体が案内する方法で処分する(購入店が不明な場合)

「エアコンをどこで買ったか忘れてしまった」「購入した店がもうない」という場合は、お住まいの自治体(市区町村)のウェブサイトを確認したり、役所に問い合わせたりしてみましょう。自治体が提携している回収業者や、地域の電気店組合などを案内してくれます。

公的なルートなので安心して依頼できるのがメリットですが、自分で業者を探して連絡を取る手間がかかる点や、回収までに日数がかかる場合がある点がデメリットです。

方法4:指定引取場所に自分で持ち込む(費用を最も抑えたい方向け)

処分費用を少しでも安くしたい、という方にはこの方法がおすすめです。自分で車などを手配して、全国各地にある「指定引取場所」までエアコンを運ぶことで、収集運搬料金を節約できます。

ただし、事前に郵便局で家電リサイクル券を購入し、料金を支払っておく必要があります。また、エアコンの取り外しは別途専門業者に依頼しなければならず、重量のある室内機・室外機を運搬する手間とリスクが伴う、最も労力のかかる方法でもあります。

方法5:買取業者・リサイクルショップに売却する(新しい・状態が良い場合)

もしお使いのエアコンが比較的新しく、正常に動作するなら、買取を検討しない手はありません。製造からおおむね5年以内の国内主要メーカー製品であれば、買い取ってもらえる可能性が高いです。

処分費用がかからないどころか、思わぬ収入になるのが最大のメリットです。出張査定や取り外しまで無料で行ってくれる業者も多いので、まずは一度査定を依頼してみる価値は十分にあります。年式が古い、故障している、汚れがひどいといった場合は買取不可となります。

方法6:フリマアプリ・ネットオークションで売る(個人間取引)

メルカリやヤフオク!といったフリマアプリやネットオークションを利用して、個人間で売買する方法です。自分で価格を設定できるため、買取業者よりも高値で売れる可能性があります。

その反面、出品や購入者とのやり取り、梱包・発送といった手間がかかるほか、「届いたら動かなかった」などの個人間トラブルに発展するリスクも考慮しなければなりません。また、取り外し工事は別途自分で手配する必要があります。

方法7:知人・友人に譲る(身近に欲しい人がいる場合)

引越しなどで不要になったエアコンを、タイミングよく欲しがっている知人や友人がいれば、譲るのも良い方法です。費用をかけずに処分でき、相手にも喜んでもらえます。

ただし、譲る前に正常に動作するかをしっかり確認し、取り外しや運搬の方法、費用の負担について事前に話し合っておくことが重要です。後々の人間関係に影響しないよう、約束事は明確にしておきましょう。

「新しい」「まだ動く」エアコンなら、まず買取査定を試しましょう。
製造5年以内の国内メーカー品なら、買取価格がつくことも多いです。
古い・壊れている場合は、量販店引取が最も安心。
費用を抑えたい人は、郵便局でリサイクル券を購入し、自分で指定引取場所に持ち込むと良いでしょう。

この章のポイント
  • 最安は「指定引取場所への自己持込」、最も楽なのは「家電量販店」。
  • 買取・再利用が可能なケースもあり、処分=損ではない。
  • 不用品回収は便利だが、許可確認が必須。

【一目瞭然】7つの処分方法を費用・手間で徹底比較

ここまでご紹介した7つの方法を、費用や手間の観点から一覧表にまとめました。ご自身の状況と照らし合わせて、最適な方法を見つけるための参考にしてください。

処分方法費用目安手間メリットデメリットおすすめな人
1. 家電量販店5,000円~★☆☆手続きが楽、安心感処分のみだと割高エアコンを買い替える人
2. 不用品回収業者15,000円~★☆☆早い、まとめて処分可悪徳業者のリスク、割高急いでいる、他にも不用品がある人
3. 自治体案内4,000円~★★☆公的で安心手間がかかる購入店が不明な人
4. 指定場所持込990円~★★★最も安い運搬と取り外しが大変費用を最優先し、手間を惜しまない人
5. 買取業者0円(収入も)★★☆収入になる可能性がある買取不可の場合も新しい・状態の良いエアコンを持つ人
6. フリマアプリ0円(収入も)★★★高く売れる可能性トラブルリスク、手間個人間取引に慣れている人
7. 知人に譲る0円★★☆双方にメリット運搬等の調整が必要身近に欲しい人がいる人

※手間は★が多いほど大変なことを示します。
※費用はリサイクル料金、収集運搬費、基本的な取り外し工事費を含んだ一般的な目安です。

【深掘り】費用を抑える裏ワザ!エアコン買取の全て

処分費用を節約するどころか、プラスにできる可能性のある「買取」。ここでは、少しでも高く売るための具体的な方法を深掘りして解説します。

エアコンの処分費を抑える最も賢い方法は、「買取査定を活用する」ことです。
中古市場では、省エネモデルや人気メーカー品(ダイキン・パナソニック・日立など)が高値で取引されています。
特に、取り外しを含む「出張買取サービス」を利用すれば、廃棄費用どころか買取金額を得られるケースも。
ただし、故障・製造10年以上経過品はリサイクル対象になるため、無料引取やリユース回収を選びましょう。

エアコンの買取相場は?メーカー・製造年別に解説

エアコンの買取価格は、メーカー、製造年、対応畳数(能力)、機能、状態によって大きく変動します。一般的に、ダイキン、パナソニック、三菱電機といった国内人気メーカーの製品は高値がつきやすい傾向にあります。

メーカー例製造年対応畳数買取相場(目安)
ダイキン3年以内6~8畳15,000円~30,000円
パナソニック5年以内10~12畳10,000円~25,000円
三菱電機5年以内14畳以上20,000円~50,000円
その他メーカー5~7年以内6~8畳3,000円~10,000円

製造から5年以内が高価買取の一つの目安ですが、7年程度までなら買い取ってくれる業者もあります。まずは諦めずに査定を依頼してみましょう。

査定額をアップさせる3つのコツ

査定に出す前に少し手間をかけるだけで、買取価格が大きく変わることがあります。ぜひ実践してみてください。

  1. 徹底的な掃除
    査定員が見るのは本体だけではありません。フィルターのホコリ、前面パネルの手垢や汚れ、そして室外機の周りのゴミなどをきれいに掃除しておきましょう。特にタバコのヤニやペットの臭いは大幅な減額対象となるため、できる限り消臭・清掃しておくことが重要です。
  2. 付属品を揃える
    リモコン、取扱説明書、保証書など、購入時に付いてきた付属品は全て揃えておきましょう。特にリモコンがないと動作確認ができず、買取価格が大きく下がるか、買取不可となる場合があります。
  3. 売る時期を選ぶ
    エアコンの需要が最も高まるのは、夏本番前の5月~7月です。この時期は買取業者も在庫を確保したいため、買取価格が上昇する傾向にあります。もし売却時期を調整できるのであれば、このタイミングを狙うのが最も賢い選択です。

買取不可だったエアコンはどうする?

残念ながら買取価格がつかなかった場合は、これまでにご紹介した他の処分方法(家電量販店での引き取り、不用品回収業者への依頼など)を検討しましょう。たとえ買取不可でも、取り外しや引き取りは無料で行ってくれる業者もいるので、処分費用を抑えることには繋がります。

買取で損をしないコツは「時期・状態・業者選定」の3要素です。
冷房シーズン前(春)に査定を依頼し、清掃やリモコン動作を確認しておくと査定額が上がります。
また、フリマアプリでの個人販売よりも、電気工事士資格保有業者の出張買取が安全で確実です。
査定時は「製造年・型番・取り付け状況」を正確に伝えることが成功の鍵です。

この章のポイント
  • 製造から5年以内・動作良好なエアコンは「再販価値」があるため、買取が成立しやすい。
  • 売却のピークは“4~7月”の冷房需要期前。時期で査定額が最大30%変動する。
  • 室外機・リモコン・配管部材などの付属品完備で、査定額がアップする傾向がある。

【要注意】知らないと危険!悪徳業者の手口と見分け方

「無料でエアコンを回収します」と軽トラックで巡回していたり、チラシを投函したりする業者には最大限の注意が必要です。安易に依頼すると、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。

「無料回収」「今だけ0円」などの広告はほぼ例外なく危険です。
法定リサイクル料金(約990円~)が必要なため、完全無料はあり得ません。
悪質業者は、後から取り外し費・運搬費を上乗せ請求したり、不法投棄したりします。
依頼主にも法的責任が及ぶため、一般廃棄物収集運搬業許可を持つ事業者のみを利用すべきです。

「無料回収」の裏側とよくあるトラブル事例

そもそも、法律でリサイクル料金の支払い義務があるエアコンを「無料」で回収することは、正規のルートでは不可能です。無料を謳う業者は、以下のような手口で利益を得ようとします。

  • 高額請求: 「回収は無料だが、取り外し作業費や運搬費は別途必要」などと理由をつけ、作業後に法外な料金を請求する。
  • 不法投棄: 回収したエアコンから価値のある金属部品(銅など)だけを抜き取り、残りを山中などに不法投棄する。この場合、依頼主が廃棄物処理法違反に問われる可能性もあります。
  • 強引な買取: 「他にも何か売れるものはないか」と家に上がり込み、貴金属などを安値で強引に買い取ろうとする(押し買い)。

こうしたトラブルに遭わないために、信頼できる業者をしっかりと見極めることが何よりも大切です。

信頼できる優良業者を見抜く5つのチェックポイント

  1. 「一般廃棄物収集運搬業許可」の有無を確認する
    家庭の不用品を回収するには、市区町村が発行する「一般廃棄物収集運搬業許可」が必須です。ウェブサイトの会社概要などでこの許可番号が記載されているか、必ず確認しましょう。「産業廃棄物収集運搬業許可」や「古物商許可」だけでは家庭ごみの回収はできません。
  2. 会社情報が明確か
    会社の所在地(住所)、固定電話の連絡先がウェブサイトなどに明記されているかを確認します。住所が曖昧だったり、連絡先が携帯電話番号のみだったりする業者は避けましょう。
  3. 見積もりが明確か
    作業前に必ず書面で見積もりを依頼し、料金の内訳や追加料金が発生する条件などを詳しく確認しましょう。「作業一式」などと曖昧な記載しかしない業者には注意が必要です。
  4. 口コミや評判が良いか
    Googleマップの口コミやSNSなどで、実際にその業者を利用した人の評判を調べてみましょう。あまりに評価が低い、悪い口コミが多い場合は、利用を避けるのが賢明です。
  5. 契約書を発行してくれるか
    依頼する際は、サービス内容や料金が明記された契約書を交わしましょう。クーリング・オフ制度についての説明があるかも確認しておくと、より安心です。

依頼前に「会社住所・許可番号・見積書発行」の3点を確認しましょう。
Googleマップの口コミや自治体の紹介業者一覧を照会するのも有効です。
口頭での料金提示や即日現金払いを迫る業者は避けるのが鉄則。
万が一被害に遭った場合は、自治体または消費生活センターへ速やかに相談してください。

この章のポイント
  • 「無料回収」は廃棄物処理法に反するケースが多い。
  • 高額請求・不法投棄・押し買い被害の三大トラブルが多発。
  • 許可証・契約書の有無が優良業者を見極める鍵。

よくある質問

家電リサイクル券はどこで買うの?

郵便局の窓口で購入可能。メーカー別の料金表を提示し、支払い後に処理番号を受け取ります。

エアコンの取り外しを自分でしてもいい?

原則NG。フロン漏出の恐れがあり、法的にも専門業者による回収が義務化されています。

まだ使えるエアコンを譲る場合の注意点は?

取り外し時の破損・冷媒漏れに注意し、相手の設置環境(電圧・配管径)を確認すること。

まとめ

エアコンの処分は、法律や費用が絡むため少し複雑に感じるかもしれません。しかし、ポイントさえ押さえれば、誰でもスムーズかつお得に処分することができます。

この記事でご紹介した7つの方法には、それぞれメリットとデメリットがあります。ご自身の「買い替えの有無」「エアコンの状態」「かけられる手間や時間」といった状況に合わせて最適な方法を選ぶことが、後悔しないための最も重要な鍵となります。

費用を抑えるなら「買取査定」を試すのが一番、手間をかけたくないなら「家電量販店(買い替え時)」や「信頼できる不用品回収業者」がおすすめです。そして、どんな場合でも「無料回収」を謳う業者には安易に頼らず、許可の有無を確認するなど、慎重に行動してください。

この記事が、あなたのエアコン処分に関する不安を解消し、納得のいく選択をするための一助となれば幸いです。

参照

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